働く者のための『働き方改革』確実な遂行を!
働く者の祭典第90回メーデーは「格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう すべての仲間の連帯で!」をスローガンに、4月27日(土)と28日(日)を中心に連合青森及び、各地協、各地区協主催の全9ヶ所で開催され、約3,100名が参加した。
参加者は格差是正や働く者のための働き方改革の確実な遂行、子育てや介護など将来不安の払拭に向け、団結を誓い合い気勢を上げた。
青森県中央祭典は4月27日(土)10時より、青森市の合浦公園東門広場で開催され、平成の時代を名残惜しむかのような小雨が降る中、約900名もの組合員やその家族などが参加した。 主催者あいさつに立った連合青森内村隆志会長は残り3日で平成が終わり令和がスタートすることに触れ「平成がスタートした1989年は連合が結成された年。戦争のない平和な時代と評価ある一方、労働法制の改悪を中心に弱者を守るためのセーフティネットの多くが破壊された時代とも言え、私たちが次の時代に闘い、対峙すべき課題が次々出てきた時代でもある。同一労働同一賃金の話も出てきているが格差解消に向けた動きは加速していない。働く者の未来が少しでも明るく幸せなものになる様、結束を固めてほしい」と呼び掛けた。
この後、田中泰宏県商工労働部長や小野寺晃青森市長をはじめ、多くの来賓の方々から激励と連帯のあいさつをいただいた。
次にアトラクション実行委員会によるスローガンの発表、続いて東青地協佐藤良浩議長より「すべての仲間の連帯で、ディーセント・ワークの実現に向けて全力を挙げて取り組む」としたメーデー宣言が採択され、内村会長による団結ガンバローを三唱し、第1部を締めくくった。
第2部のアトラクションでは東日本大震災の被災地復興支援のため、被災県の有名旅館ペア宿泊券や物産品、また各事業団体や各産別から提供いただいた賞品の抽選会が行われ、盛り上がった。