連合青森女性委員会第28回総会・学習会

新役員あいさつ

 

コロナ禍だからこそ労働組合の必要性を考え仲間を助ける活動を!

 

 連合青森女性委員会(東出るり子委員長)は11月28日(土)10時30分から、青森市の県労働福祉会館で「第28回総会」と学習会「家計収支改善の取り組みを学ぼう」を開催した。総会には代議員48名中委任出席28名を含む46名が参加し、向こう一年間の活動方針を決定した。

 あいさつに立った東出委員長は、「コロナにより失業や休職し生活に困っている人が多くいる今、改めて、なぜ労働組合が必要とされ、仲間を助ける活動を継続してきたのかを組合員一人ひとりが考え、行動をとる時ではないか」と投げかけ、「自分がすべきことを考え、皆で知恵を出し合っていこう」と呼びかけた。 東出委員長あいさつ

 来賓あいさつに入り連合青森山内裕幸事務局長は「連合結成30年を過ぎ、『まもる・つなぐ・創り出す』という新たなキーワードがコロナ禍で重要となっている。働く仲間のくらしをまもり、地域社会とつなぐ。コロナ終息後には社会経済に新たな活力を創り出す。女性委員会の活動はこの先を創る、つなぐという意味で大変重要となってくる。仲間の声を拾い、活動がこれまで以上に活性化することを期待する」と激励した。
 議事に入り、2020年度活動報告では「第27回総会」「学習会」「幹事会」等の活動について述べられた。2021活動方針では「組合員の安全を第一」に考えた運動を展開し、より良い男女平等参画社会を築くとして「女性活動組織の充実」「女性政策の充実」等、提起され承認された。
 続いて開催された学習会では、東北労働金庫青森県本部中山直樹副本部長を講師に迎え、人生100年時代、老後の生活費2000万円問題など取り沙汰される今日、安心した老後生活を送るための資産形成のポイントについて学んだ。中山副本部長は労金の取り扱い商品iDeCoや積立NISA、財形預金などを活用し節税しながら積立をする方法を紹介した上で、「労金は皆さんが作っている金融機関。たくさん活用してほしい」と述べた。
 総会で選出された2021年度役員は次の通り。

 委 員 長    東出 るり子(情報労連)
 副委員長  横山 裕子 (JP労組)
 事務局長     鎌田 順子 (運輸労連)
 幹  事  須藤 優紀 (自治労)
   〃   大水 美保 (自治労)
   〃   保科 由雅子(UAゼンセン)
   〃   柏崎 友香 (電力総連)
      〃   上野 真菜 (電力総連)
      〃   嶋津 友加里(自動車総連)
      〃   工藤 美佐子(JP労組)
    〃   浦山 由希 (全労金)