労使双方で「ワークルール」に関する知識を高め、労働問題の是正・解決に!
連合やNPO法人職場の権利教育ネットワークなど全6団体で構成される一社)日本ワークルール検定協会は、「ワークルール検定2023・春」を6月11日(日)、初級24会場、中級9会場で一斉に開催した。青森県においては青森市の労働福祉会館で「初級検定」を開催し、34名が受検した。
近年「ハラスメント」などの労働相談の増加や、「ブラック企業」の社会問題化など、使用者側と労働者側双方の「ワークルール」に関する知識の欠如に起因した労働問題が顕著化している。また学校教育でも実践的な教育はされず、社会に出てから困難に巻き込まれるケースも増加傾向にある。このような労働をめぐる問題を是正・解決するためには労使双方の「ワークルール」に関する知識・認識を高めていく必要があることから、本検定は2013年から「ワークルール」の社会的普及と健全な労働環境の実現を図ることを目的に実施され、県内においては6回目の開催となる。 |
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初級検定は20問中14問正解で合格となり、次のステップ「中級検定」の受検が可能となる。合格発表は7月3日(日)に協会の公式ホームページに掲示された。