連合青森2022春季生活闘争総決起集会

 

未来をつくる契機、歴史的転換点になるような闘いを!

 

 連合青森は3月5日(土)10時30分より、青森県労働福祉会館でWebを併用し、「2022春季生活闘争総決起集会」を開催した。組合員150名が結集し、「賃金の引上げ」や「将来不安を払拭し、誰もが安心・安全に働き続けられる環境整備」の実現に向け、気勢を上げた。

 主催者あいさつに立った塩谷進会長は「多くの企業が給料を引上げ、消費を活発化し、その収益を原資にまた賃上げを行う『良い物価上昇サイクル』をつくるため、『賃上げ』する意義は大きい」と述べ、「働く者の生活・将来不安払拭に向けて『人への投資』と『月例賃金』の改善に拘った交渉を粘り強く進め、社会的に賃上げの流れを拡大していくことが、われわれの責務。2022春闘が、みんなで未来をつくる契機、転換点であったと言えるよう、闘ってほしい」と呼びかけた。
この後友好政党・団体から立憲民主党青森県総支部連合会田名部匡代代表、青森県民社協会竹山美虎事務局長がそれぞれの立場から激励のあいさつを述べた。

 続いて連合青森大澤祥宏事務局長が連合青森の要求提出状況(3月1日現在)187組合中36組合・要求額10,030円(加重)などの情勢報告を行った。

 次に自治労青森県本部加藤篤副委員長、青森県電力総連若本勝也副事務局長、連合青森西北五地協秋田谷宗孝事務局長が決意表明を行った。

 集会最後、「賃金カーブ維持相当分3,200円(2%程度)を確保し、賃上げ4,600円程度(2%程度)と格差是正分2,600円(1%程度)を要求する」「すべての労働者に『人への投資』こそが職場、企業、日本のみんなの未来をつくる。断固たる決意をもって最後までともに闘おう」とする集会アピールを採択し、最後に塩谷会長の団結ガンバローで集会を締めくくった。

 集会前段で行われたプラカードコンテストの順位は以下の通り。

 第1位:自治労、第2位:JP労組、第3位:電力総連

「人件費抑制と人手不足をダブルテイクアウト」とカーリング競技でアピールした第1位の自治労青森県本部