2023連合青森女性役員研修会

 

男女平等参画の意義を再確認し、課題や目標を共有!

 

 連合青森男女平等参画推進委員会と女性委員会は5月27日(土)10時から青森市のアスパムにて「2023連合青森女性役員研修会」を開催し、18名が参加した。

 この研修会は6月の男女平等月間を前に、連合青森として男女平等参画の意義について再確認するとともに、受任いただいている役員の皆さんに参画の価値を実感いただくことを目的に行われた。

 男女平等参画推進委員会高橋博幸委員長は「日本の男女間格差が先進国で最下位となっている。特に職場でのセクハラを罰する法律がないなど労働分野でかなりの遅れをとっており、我々労働組合も一層の努力が求められ、足踏みをしている状況にない。今学習会でヒント・きっかけを見つけ、今後の原動力の一助にしていただきたい」とあいさつした。

 続いて学習会に入り、『ダイバーシティ&インクルージョン ~ジェンダー平等な「理想の職場づくり」を考える~』と題し、労働組合歴12年、元連合栃木副会長であり、現在ワーク・ライフ・ユニオンバランスの代表を務める伊東晴美氏を講師に迎え、自身の組合経験も交え、やりがいや充実感を感じながら仕事(ワーク)と生活(ライフ)と組合活動(ユニオン)の調和(バランス)を目指すために必要なことや、課題や壁となる潜在的意識などを学んだ。

 グループワーク(4G)では女性が活躍できる理想の職場や働き方についてカードを使い、課題や目標を整理。グループ討議することにより働き方や職場に対する自己理解のみならず、他者理解も進み、その課題(欲求)が物質的なものか、精神的なものか明確となり今後の方向性を見出す学習会となった。