第28回食・みどり・水のフェスティバル

 

 

かけがえのない食・緑・水を守り続けるという意識を!

 

 連合青森は11月3日(金・祝)、青森市の「サンロード青森」イベントホールで「第28回食・みどり・水のフェスティバル」を開催し、組合員や一般市民など1,950名が来場した。

 このイベントは本県の基幹産業である農業・林業などに関する環境問題に対応し、県民の関心を深め、「青森県のおいしい食べ物と水、豊かな自然を守り育て、地産地消を広げよう」という趣旨で連合青森加盟の関係労組(自治労、全農林、全水道、林野労組)により例年開催していたが、近年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止としていたため、4年ぶりの開催となった。

 フェスティバル開催に向け、組合員が春の田植えから稲刈りまで行い生産している「アジア・アフリカ支援米」のお披露目と発送式が行われ、多くの子供たちが飢えで苦しんでいるマリ共和国に向けて600㎏が発送された。

 開会にあたり連合青森山内裕幸会長代行は、「食と緑と水、それは私たちが生きていくうえで最も大切でかけがえのないもの。青森県の食料自給率は123%と全国第4位と高い水準ではあるものの、人口減少や高齢化により一次産業の担い手が減少しているのも事実。この青森県に住み、暮らす私たちだから出来ることを皆で意識するきっかけにしてほしい」と挨拶した。

 ステージイベントでは「利き水コンテスト」や「森林クイズ」、「野菜の輪投げゲーム」などが行われ、各ブースでは長蛇の列ができた「餅つき大会」や「ゆるキャラふれあい」、「リース作り」や「外ヶ浜物産販売」、各労組が考案した「クイズラリー」など、たくさんのお子さんたちが参加し、大いに盛り上がった。

 またクイズラリーに参加した方へは空くじなしのガラポン抽選会が行われ、青森市内の小学2年生の女の子に金賞のマルチクッカーが当たった。