『人への投資』『生産性向上』の必要性は一致
連合青森は3月12日(火)、青森市のホテル青森で県経営者協会と「2024年労使交渉懇談会」を開催し、「賃上げ」や「雇用形態間格差の是正」、「男女間格差の是正」、「すべての労働者の立場に立った働き方の見直し」等について意見交換した。
この懇談会は、1月30日に連合青森が県経営者協会に提出した「2024年春季労使交渉に関する申入れ」に対する県経営者協会の見解説明、今後の県内地場組合の労使交渉の環境整備に向けて毎年行われている。
続いて意見交換に入り、①物価上昇時における実質賃金のあり方/労務費の適切な価格転嫁への対応、②格差是正、③2024年労働時間の上限規制の3項目について連合青森の考えを述べた上で経営者側の見解を求めた。
最後に「人財確保・育成、新卒者・若年者の県内定着に向け働きやすい職場環境整備に努力する」などとした「人への投資と生産性の向上による雇用の維持と安定化宣言」を採択し調印した。 |