連合青森第19回地方委員会

 

 

次代の運動への橋渡しとなる年とする!

 

 連合青森第19回地方委員会が10月23日(火)13時から弘前市の弘前パークホテルで開催され、地方委員、役員など約90名が出席した。
 谷川浩二津軽地協議長の開会あいさつの後、議長に福井由香子地方委員(自治労)を選出し、議事が進められた。
 あいさつに立った連合青森内村隆志会長は今後一年間の運動課題を①近年相次ぐ自然災害への個々の備えと被災地への寄り添い、②政治課題、③春季生活闘争、④労働組合が目指す「働き方改革」、⑤連合結成30年に向けた取り組みの5点について述べ、「一強政治からの転換を望む心ある有権者の負託にこたえるよう、第19回統一地方選挙及び第25回参議院議員選挙において連合青森推薦候補者の確実な当選に向け、今まで以上に取り組みを強化する」「地方や中小は賃金が低くてもやむを得ないという雰囲気を払拭する取り組みを粘り強く展開する」「長時間労働是正とともに36協定の適正化を呼びかけ、連合青森のみならず経営者団体との連携も追及し、実効性のある取り組みとする」と決意を述べた。
 この後来賓あいさつに移り、弘前市秋元哲商工振興部長、田名部匡代国民民主党県連代表、山内崇立憲民主党県連合代表、加藤とし子社民党県連合副代表、相馬寛人県労福協事務局長、前衆議院議員升田世喜男氏が各々の立場から激励のあいさつを述べた。
 また今地方委員会では公正で持続可能な社会の実現に向け、ITUC(国際労働組合総連合)が定める「ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)世界行動デー」に合わせ、参加者全員で「Decent Work for All!(すべての人にディーセントワークを!)」と唱和するアクションも行った。
 次に「2018年度一般活動報告、会計報告、会計監査報告」が行われ、満場一致で採択され、続いて議事に入り、第1号議案「2018~19年度運動方針の補強(案)」では「『組織強化』を進め、2年後の『1000万連合』実現に全組織が結集し社会連帯を高めて、次代の運動への橋渡しとなる年とする」「非正規労働者・未組織労働者・若者の支援と『何でも労働相談』の更なる対応強化」「働くことを軸とする安心社会の構築に向けた政策・制度の取り組み」「政策実現に向けた政治活動の強化」等について、第2号議案「2018年度一般会計収支剰余金の処理」、第3号議案「2019年度予算」、第4号議案「連合青森第15期役員の補充」について提案され、満場一致で採択された。
 地方委員会終盤に入り、「すべての選挙戦の勝利をめざし、連合青森に結集する組合員一人ひとりが最後まで全力で戦い抜く」とした「特別決議」を採択し、続いて「地域社会において働く者・生活者の立場に立った政策・制度の実現に取り組み、社会の不条理に立ち向かい、『働くことを軸とする安心社会』の実現に全力で取り組む」とするアピールを採択し、内村会長の音頭で団結ガンバローを三唱し、意思統一を図った。