2019春季生活闘争総決起集会

 

 

 

春闘と選挙闘争、並行して闘い抜く!

 

 連合青森は3月2日(土)11時より、青森市の青い海公園で、「2019年春季生活闘争総決起集会」を開催し、構成組織の組合員700名が結集し、「賃金の引上げ」や「長時間労働の是正」の実現に向け、気勢を上げた。
 主催者あいさつに立った内村隆志会長は冒頭、今春闘スローガン「今こそブレークスルー」に触れ、「格差、長時間労働、まさに今、打ち破るべき課題として再認識が必要だ」と述べ、「5年連続で賃上げを獲得してきたが、働く者すべてに行きわたっていない。青森は賃金が低いという認識を変えていくためにも、労使が膝を突き合わせ、青森県の未来を真摯に議論し、結果を引き出してもらいたい」と呼び掛けた。また今年施行される統一地方選、参院選について「強いものにしか光が当たらない政治、アベノミクスが作り上げてしまった一強の弊害を根幹から変えるためにも私たちの取り組みが求められている。青森に活力を取戻し子供も孫も生活し働きつづけられる青森県にするためにも春闘と選挙闘争、並行して闘い抜くことをお願いする」と締めくくった。
 この後友好政党・団体から国民民主党県連田名部匡代代表、立憲民主党県連合山内崇代表、社民党県連合斉藤憲雄幹事長、県民社協会一戸富美雄会長、元衆議院議員升田世喜男氏がそれぞれの立場から激励のあいさつを述べた。また、今集会前日に第25回参院選に連合青森推薦を決定した小田切達候補者も意気込みと感謝を述べた。
 続いて連合青森山内裕幸事務局長が連合青森の要求提出状況(2月27日現在)187組合中9組合と要求額11,267円などの情勢報告を行った。
 次に、日教組県教組泉佑耶書記長、自動車総連青森トヨペット労組葛西翔太書記長、連合青森津軽地協玉田裕明事務局長が決意表明を行った。
 集会最後、「賃金カーブ維持相当分4,400円(2%)を確保し、賃上げ4,400円程度(2%程度)と格差是正分2,200円(1%)を要求する」「すべての働く者の賃金の底上げ・底支え、格差是正を実現する」とする集会アピールを採択し、最後に内村会長の団結ガンバローで集会を締めくくった。参加者はこの後、新町通りをデモ行進し、賃上げや長時間労働の是正、処遇改善などをアピールした。
 また、集会前段に行われた各構成組織からの2019春季生活闘争に向けた決意やアピールなど載せたプラカードのコンテストでは、最優秀賞に電力総連の作品が選ばれた。