連合青森女性委員会「3.8国際女性デー」街頭行動

 

性別に関係なく人権が保障される社会を!

 

 連合青森女性委員会(戸室久子委員長)は3月2日(土)14時より、青森市のさくら野百貨店前で「3.8国際女性デー」街頭行動を行った。
 女性委員会は「世界経済フォーラムが発表する国際的な男女間格差を示すグローバル・ギャップ指数が149か国中110位と諸外国に比べ低水準に位置している。私たち一人ひとりの行動で、すべての人たちが性別に関係なく人権が保障され、平等かつ安心して働くことができる社会をめざし、女性自ら声を発していこう」と道行く市民に呼びかけた。また応援弁士として駆けつけた田名部匡代参議院議員も「女性が抱える働く環境での格差、比重の高い家庭での役割分担などを軽減することにより、男女とも働きやすい環境を作り、子供を産み育てたいと思う人が何も躊躇することが無い環境をつくることも政治の役割。これらの課題解決に向け後押しする声を上げてほしい」と訴えた。
 「3.8国際女性デー」は、1857年にニューヨークで起きた工場火災で、多くの女性たちが亡くなったことを受け、3月8日に低賃金・長時間労働に抗議する集会が開かれたことが起源であり、その後、国連においてこの日は、「女性の権利と平等のために闘う記念日」と位置付けられ、賃金・労働条件の向上を表す「パン」と、女性の尊厳、人権の確保を表す「バラ」をシンボルに、今も世界各国で様々な行動が展開されている。