これまで以上にコミュニティの裾野を広げる!
連合青森青年委員会(三國秀介委員長)は2月1日(土)14時30分から青森市のウエディングプラザアラスカにて「第30回総会」を開催し、代議員26名が参加し向こう一年間の活動方針を決定した。昨年大きく見直しをした活動方針を継続する形で、大きな2つのテーマとして①社会全体の変化に対応できる組織であり続けること、②若年層の参加意欲向上と組織力の強化を図ることを掲げた。
来賓として連合青森山内裕幸事務局長より挨拶を受け、「青年委員会の活動で大事なことはまずは集まること、そしてどんな内容でもいいので語り合うことである。それが組合活動の基本でもあるので連合青森としても大切な活動である」と激励した。
議事においては、代議員より活動方針に対し2件の質問が挙げられた。
ひとつは「方針が昨年と同様である理由」、もうひとつはテーマ①について、「社会全体の変化に適応できない人は切り捨てるという意味か」という質問であった。
これに対し青年委員会は、「方針見直しを怠ったわけではなく、話し合いの中で継続が望ましいとした。2つ目の質問については、人の切り捨てをするという意味ではない。現時点で私たちは多様性を包摂できる組織には未達であると認識しており、そうなるために掲げている」と答弁した。活動方針や活動内容については、日々の活動の中でも構成組織や地域協議会より様々な意見が寄せられている。今回の質疑も踏まえ、活動の在り方を引き続き考えていく必要がある。
また、今回は委員長の交代があり、三國前委員長から宮田委員長へバトンタッチとなった。
労働組合がより魅力的で、人が集まる組織となるためには、これまで以上にコミュニティの裾野を広げ、そしてそれを行う役員同士が心を通わせて活動していくことが欠かせない。新たな体制になっても明るく楽しい青年活動を意識し、価値ある活動にしていきたい。
総会で選出された2020年度役員は次の通り。
委 員 長 宮田 慶輝 (情報労連)
副委員長 田中 拓也 (自治労)
〃 米田 裕哉 (JP労組)
〃 高谷 宏慈 (電力総連)
事務局長 三浦 俊 (UAゼンセン)
幹 事 三國 秀介 (運輸労連)
〃 長内 勇也 (JR総連)
〃 橋本 純輝 (JP労組)
〃 髙橋 健太 (情報労連)
〃 中野渡正也 (自治労連)
〃 吉田 俊介 (自治労)