労使双方の「ワークルール」に関する知識を高め、労働問題の是正・解決に!
連合やNPO法人職場の権利教育ネットワークなど全7団体で構成される一社)日本ワークルール検定協会は、11月23日(月・祝)に青森市のアスパムにて「ワークルール検定2020・秋」を開催し、「初級検定」に38名が受検した。
本検定は近年「ハラスメント」などの労働相談の増加や、「ブラック企業」の社会問題化など、使用者側と労働者双方の「ワークルール」に関する知識の欠如に起因した労働問題が顕著化している。また学校教育でも実践的な教育はされず、社会に出てから困難に巻き込まれるケースも多くなっている。このような労働をめぐる問題を是正・解決するためには労使双方の「ワークルール」に関する知識・認識を高めていく必要があることから、「ワークルール」の社会的普及と健全な労働環境の実現を図ることを目的に実施されている。
初級検定は20問中14問正解で合格となり、次のステップ「中級検定」の受検が可能となる。合格発表は12月15日に協会の公式ホームページに掲示される。