「3.8国際女性デー」街頭行動

 

 

 

 

誰もが「自分らしく」輝ける、多様性のある男女平等参画社会に!

 

 連合青森女性委員会(東出るり子委員長)と青年委員会(宮田慶輝委員長)は3月6日(土)15時より、青森市のさくら野百貨店前で「3.8国際女性デー」街頭行動を行った。

 世界経済フォーラム発表の国際的男女間格差を示すグローバル・ギャップ指数で日本は153か国中121位(前年149か国中110位)と諸外国に比べ低水準に位置し、先進国では最下位となっている。また新型コロナウイルス拡大により雇用喪失、育児・介護等無償労働の負担増、ドメスティック・バイオレンスなど女性へ与える影響は大きくなっている。
 女性委員会は街頭にて「雇用における男女平等、均等待遇の実現、固定的性別役割分担意識の払拭に一層取り組み、2021春季生活闘争を通じ男女間の賃金格差是正、あらゆるハラスメントの根絶に取り組みます。一人ひとりの行動で、すべての人たちが性別にかかわらず人権が保障され、平等に安心して暮らせる社会を共に目指しましょう」と道行く市民に呼びかけた。
 「3.8国際女性デー」は、1857年にニューヨークで起きた工場火災で、多くの女性たちが亡くなったことを受け、3月8日に低賃金・長時間労働に抗議する集会が開かれたことが起源であり、その後、国連においてこの日は、「女性の権利と平等のために闘う記念日」と位置付けられ、賃金・労働条件の向上を表す「パン」と、女性の尊厳、人権の確保を表す「バラ」をシンボルに、今も世界各国で様々な行動が展開されている。