戦後76年「平和学習ツアー」

 

悲惨な歴史を語り継ぎ、戦争を繰り返さないことを誓う

 

 連合青森は1989年の結成以来、悲惨を極めた青森空襲を永遠に記憶し、「二度と再び戦争を繰り返さない」と誓い、未来へつなぐことを目的とし「7.28平和の集い」を継続開催してきた。しかし新型コロナウイルス感染症の拡大を鑑み、昨年から「7.28平和の集い」は中止とし、青森空襲の歴史を継承する施設等を巡るツアーを開催し、今年は8月7日(土)、役員等16名が参加し行われた。

 このバスツアーは青森空襲で焼け残った建物や遺構、慰霊碑などを巡り、「青森空襲を記録する会」の今村修会長がその悲惨な歴史を説明する形で進められた。

 今村会長は「76年前の惨劇を二度と起こしてはいけない。その意思を引き継ぐことが今を生きる人たちの務めだ」と語った。