連合青森第22回地方委員会

 

 

労働運動の更なる前進に向け、方針補強を確認!

 

 連合青森第22回地方委員会が10月26日(水)14時から弘前市の弘前パークホテルで地方委員、役員など約80名が出席し開催された。

 地方委員会は谷川浩二津軽地協議長の開会あいさつで始まり、議長に金子純子地方委員(UAゼンセン)を選出し、議事が進められた。

 主催者あいさつに立った塩谷進会長は冒頭、8月に県内で発生した豪雨災害により被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、早期復旧に向け取り組んでいる構成組織の皆さんに感謝の意を表した後、『政治』『次代を見据えた人財』などについて述べた。『政治』については、新型コロナウイルス・物価高対策、社会保障・税制など国会での対応結果が我々の生活に大きく影響することを述べ、「政治に無関心でも無関係ではいられないことを再確認し取り組みを強化する」と強調した。また『次代を見据えた人財』については、県内の労働力人口の減少に伴い組合員も減少傾向にある実状に触れ、「組織の源泉は人。誰ひとり取り残されることのない持続的で包括的な社会を実現するには労働運動の継承・発展が重要。そのためにも組織強化、組織拡大に取り組み、次世代を担う人財の確保・育成に向け県内構成組織が連携し推進することをお願いする」と要請した。

 この後来賓あいさつに移り、弘前市商工部西谷慎吾部長、立憲民主党県総支部連合会田名部匡代代表、国民民主党舟山康江参議院議員、県民社協会一戸富美雄会長より激励のあいさつをいただき、連合芳野友子会長からのメッセージが披露された。

 次に「活動報告、会計報告、会計監査報告」が行われ、満場一致で採択された。続いて議事に移り、「集団的労使関係の追求」や「青森県笑顔と元気のプラットフォームの構築」、「一人ひとりが尊重された真の多様性が根付く職場・社会の実現」、「政策実現に向けた政治活動の推進」などを盛り込んだ第1号議案「2022~2023年度運動方針の補強(案)」、第2号議案「2022年度一般会計剰余金の処理(案)」、第3号議案「2023年度予算(案)」、第4号議案「第17期役員の補充」について満場一致で採択された。

地方委員会終盤に入り、連合愛のカンパ地域助成団体となった『東北町サポートピノキオ』の高田理子代表からのお礼メッセージが放映された。
 続いて、来春まで執行される数々の各級選挙において推薦候補者の全員当選を目指すとした「選挙闘争勝利に向けた特別決議」、労働運動のさらなる前進に向け、組織力、政策力、発信力をより一層高め、持続・発展させるとした「アピール」を採択し、塩谷会長の音頭で団結ガンバローを三唱し、意思統一を図った。