食・みどり・水を守る街頭行動

 

未来に向け資源・環境を引き継ぐために!

 

 連合青森は本県の基幹産業である農業・林業などに関する環境問題に対応し、県民の関心を高め、「青森県のおいしい食べ物と水、豊かな自然を守り育て、地産地消を広げよう」という趣旨で、連合青森加盟の関係労組(自治労、全農林、全水道、林野労組、自動車総連)により「食・みどり・水のフェスティバル」を毎年開催している。

 今年は新型コロナウイルス感染症拡大により開催は中止としたものの、本活動を理解いただき、資源を守り続けるという意識啓発を目的に11月3日(木・祝)、さくら野百貨店青森店前において「食・みどり・水を守る街頭行動」を実施した。

 街頭行動では、国際競争力で弱い立場の日本農林業が衰退の一途を辿っていること、その背景には過疎化と高齢化、地球規模の環境破壊が関係していること、また世界的には飢餓と貧困に苦しむ人が多くいることを訴え、青森県産米2合と青森の天然水のセット360袋を道行く市民に手渡した。

 この米は青森市内の契約農家が収穫したもので、同じものを今後、「アジア・アフリカ支援米」として多くの子供たちが飢えで苦しんでいるマリ共和国に向けて600㎏送られる。