「働くことを軸とする安心社会」実現へ運動前進を!
新年明けましておめでとうございます。
日頃から連合青森運動に対するご支援・ご協力に心より感謝申し上げます。
今年は、コロナ禍であるものの感染防止対策を施した上で「旗開き」を開催し、気合合わせをし、一年のスタートをきることができました。まだまだ新型コロナウイルスの感染拡大は続いておりますが、ウイズコロナ・アフターコロナも意識しながら「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて運動を前進させていきたいと思います。
新年にあたり連合青森として2点についてごあいさつをさせていただきます。
1点目は、「政治の取り組み」についてです。
今年は、「第20回統一地方選挙・青森県知事選挙」が実施される年です。昨年の参議院選挙では、県内において青森選挙区「田名部まさよ」参議院議員を当選させるべく組織の総力を上げて取り組んだ結果、当選を勝ち取り、私たちの推薦する議員を国政に送り出すことができました。「第20回統一地方選挙」については、連合青森として「地域と住民の暮らしを守るため、働く者・生活者の立場にたった政治勢力の拡大と基盤強化、および政策実現のため極めて重要な闘い」と位置づけ取り組むこととしています。
県内においては、少子高齢化・人口減少に歯止めがかからない、大規模な自然災害の発生、新型コロナウイルス感染症により人命が失われ社会・経済活動が停滞するなど、社会の基盤が揺らいでいる今だからこそ、地域における私たちの政策基盤を確立し、私たちの求める政策実現に向けて連合青森推薦候補者を当選させ、「働くことを軸とする安心社会」の実現と、「安心して暮らせる社会づくり」に向けて頑張りましょう。
2点目は、「2023春季生活闘争の取り組み」についてです。
昨年の2022春季生活闘争では、コロナ禍の厳しい環境の中にあっても構成組織・組合員が一体となって闘争体制を強化するなど日々の取り組みが成果として表れ、賃上げの流れを継続することができました。2023春季生活闘争は、新型コロナウイルス・物価高等の中で取り組みとなりますが、「未来づくり春闘」としてデフレマインドを断ち切り、「人への投資」をより一層積極的に行い、貧困や格差の拡大など分配のゆがみを是正し、格差是正と分配構造を変えていかなくてはなりません。
取り組みにあたっては、①賃上げ、②働き方の改善、③政策・制度実現の取り組み―を柱とする総合生活改善闘争の枠組みのもと、中期的視点に立ち「人への投資」と月例賃金にこだわり、「底上げ」「底支え」「格差是正」を念頭におき「働きの価値に見合った水準」に引き上げる取り組みを構成組織と連携し行なっていくこととします。
最後に、連合青森は、「働くことを軸とする安心社会の実現~まもる・つなぐ・創りだす~」を目指し、働く仲間に寄り添い「必ずそばにいる存在」として皆さんと一緒になって各種課題の解決に向けて運動を進めていくこととしますのでよろしくお願いします。
今年一年が、ご家族を含む皆様のご健勝と幸多き一年となりますよう心からご祈念申し上げます。
連合青森 会長 塩谷 進